『あつめて』最終ステージ :虹の秘宝 発動/ネクロネビュラ突入
ネタメモ
※ゲーム本編とは矛盾しますが、ドロッチェに頼まれたのは「メダルの中でも特殊なチカラを秘めた虹色のものを集めること」「虹色メダルが揃った時に起こる事の解明」としています。
虹を架ける者 星を駆ける者 ~虹の秘宝~
わらわらと、ドロッチェ団の飛行船に戻ってくるカービィたち。その手には最後の「虹色のメダル」が。
それまで集めた虹色のメダルを収めた宝箱の前で、カービィたちを迎えるドロッチェ。宝箱の蓋を開けながら「オレたちが知っているメダルの情報はこれで全部だ。これで、お宝の謎が解ければいいのだが……」
ドロッチェの掬い上げたメダルと、カービィが持って来たメダルが輝き始める。
驚くカービィたちの前で、メダルから虹色の輝きがあふれ出し、近くに居たスピンたちは慌てて眼を庇う。固く眼を閉じたスピンの耳に、ストロンの声が聞こえてきた。
「……スピン。ドク。眼、開けてみろ、 …痛くない。」
呆然としたようなその声に、おそるおそる眼を開けてみると、確かに眩しいくらいの光があふれているのに、ちっとも眼が痛くない。
[ ドロッチェ団の幹部三人は、普段からそれぞれの方法で眼を保護している程、常人よりも特に眼の機能が弱くなっている ]
皆の見守る中、あふれ出した虹の光は少しずつ『勇者の心』に重なり、吸い込まれていくようにその輝きを収めていった。ふと視線を落としたドクが、レーダーに映る敵の気配に気付き、警戒の声を上げる。
カービィたちが『虹の秘宝』を手にした事に気付いたのか、ドクロ団が残る戦力で総攻撃を仕掛けてきたのだ。
ドクロ団の攻撃から逃げるように指示しつつ、カービィたちにドロッチェ団の事は気にせずに最後の「暗闇の島」に渡れ、と言うドロッチェ。
[(ひとり言)
ドロッチェ団が「囮になる」…というのは流石にやりすぎかな。
逃げるついでにドクロ団を引き付けておいてやる…とか?(←やってる事は同じ)
飛行船だから、船の中から虹の秘宝を発動させる、というのは難しい気がする…船の上に出られる訳でもないし…。 どちらにしても、出発するには船から降りなきゃいけないんだから、ドロッチェ団が逃げている隙にカービィたちが地上に降りる、でいいかな ]
『虹の秘宝』を発動させ、ワープスターを呼び出したところで、ドクロスによる奇襲。初登場の上位種にうまく立ち回れず、カービィを一人残して捕まってしまう。
ふとカービィの……『勇者の心』の悲痛な声が耳に届き、操縦を任せて飛行船から飛び出していくドロッチェ。
「……乗り掛かった船、だ。―――援護する!」
ドロッチェの協力でドクロスの一人を退治し、カービィの最後の一人を守り抜いた後、『勇者の心』がドロッチェに虹の秘宝のチカラの一部を託す。杖のようにも剣のようにも見える不思議なチカラを振るい、襲い掛かるドクロンの群れを退ける。
カービィを捕らえた9体のドクロスたちが、姿を現したネクロネビュラへと、まるで誘うかのように撤退していく。またしても目の前でカービィたちを失い、震える『勇者の心』に、ドロッチェの叱咤が飛ぶ。
「行け。お前は惑うな―――進め! “カービィ” !!」
……カービィと、その名を呼んでくれたドロッチェの声に、怯えも後悔もすべてを振り払い。『勇者の心』は最後に残ったカービィをワープスターに乗せ、ネクロネビュラへと向かう。
一人になって不安そうな顔をするカービィに、『勇者の心』が輝きを投げかける。
『 …ボクが導いてあげる。 だから、最後まで―――
―――皆と、一緒に がんばろう!! 』
… … 最初と同じ、 違う コトバ 。 … …
星形の影を潜めた瞳から、徐々に不安の翳りが薄れていく。
共に空を駆ける傍らの星の欠片にしっかりと頷きを返し、カービィは前を向いて、少しずつ近づいてくる決戦の地―――ネクロネビュラを見据えた。
飛行船から降りてきたスピン、ストロンと共に、虹の秘宝のチカラを借り受けたドロッチェは、ドクロ団の襲撃を退ける。周囲を覆った薄闇が少しずつ晴れ、静けさを取り戻した中で、手にしていた虹のチカラを開放すると同時に大地に膝を突くドロッチェ。
心配する二人に、少し疲れただけだと軽く笑い掛け、カービィと『勇者の心』が旅立っていった空を見上げる。
飛行船のドクから連絡が来る。団員は全員無事、船にも大した被害は出ていない。
…少し迷ってから、ドロッチェは皆に「カービィが戦いを終えて戻って来るのを、このポポポアイランズで待とうと思っている」と告げる。
「……了解!」
明るい声で、スピンは真っ先に頷く。
「…そー言ってくれると、思ってた。 団長。」
にぃっ、と、ストロンが笑う。
『―――ま、「乗り掛かった船」というやつじゃな。どうせ船の点検もせねばならんしのー』『ちゅー!』
通信機の向こうから、捻くれた口振りながらも穏やかな声色のドクと、事情が解っているのかどうかは定かではないが、賛同するチューリンたちの声が響く。
―――気の好い仲間たちのそれぞれ個性的な返事に、ドロッチェは微笑みを浮かべて、小さな声で礼を述べた。
「 … … …流れ者のオレたちがこう言うのは、可笑しい事かも知れないが―――、
…おかえり、カービィ」
「 … … … 、……ただいま!」
★☆★ ☆★☆
(そして「元に戻って」に続く。 ※「ただいま」を言った直後に倒れたカービィをドロッチェが受け止めて、飛行船に戻って休ませることにした)
『虹を架け、星を駆ける』 ……言葉の意味的には星を翔ける、でもいい
虹の秘宝、をつい「虹の剣(byカービィ2)」的なものでもいいな、などと思ったのが始まり。前々からの妄想「ドロッチェに剣を握ってかっこよく戦ってみてほしい」と結びついて、こんな話に。(剣なのか杖なのかあやふやなものにしてますが)
星のチカラそのものがエネルギーになっているようなカービィと違って、一部とはいえ慣れないアイテムを使うと疲れるみたいです。
※ちなみに、我が家設定では『あつめて』の時期には、ドロッチェは愛用武器トリプルスターを所持していません。(この後のドロカビ話として、手放していたトリプルスターを再び探し出す話を予定しています)
書き忘れネタ: 虹の秘宝が、一枚だけのメダルに戻る。
宝箱に入れていた虹色メダルは全部輝きになって消えていて、戦いが終わった後、『虹の秘宝』と呼ばれたモノは一枚のメダルに姿を変え、空を見上げているドロッチェの手元に落ちていた。
拾い上げてみると、色は失われていたけれど、表面にうっすらとカービィの顔(ゲーム内のメダルのように)が、裏面にはドロッチェの顔のようにも見える姿(コンプ後のメダル代わりのマークを参照)が刻み込まれていた。
要するに二人の初めての共闘の記念品になってた、と。
このメダルはドロッチェ団が保管していて……その後、ドクロ団の残党との戦いにて、さらわれたドロッチェを助けに行くと決意したカービィに、お守りだと言って倉庫から引っ張り出してきて渡す、という(←多分こういうことをするのはストロンです)
ざっくり『あつめて』本編ストーリーダイジェストで追ってみると、だいたいこんな感じでした。(長い)
あとは、裏設定的な…ドロッチェ側からの、カービィに手を貸す理由の一つでもある、昔出会ったドクロンとの因縁の話とか。