2019年5月18日

銀河の果てと魔法使いの設定

 ちょっとまとまってないけれど、カービィとドロッチェ団メンバー以外のメインキャラクターたちを中心に、自己流設定語り。
 ギャラクティックナイト、マルク、マホロアあたりを中心に。 創作設定てんこもりです。 …実は身体が半分機械化している…なんて無茶な設定が追加されていても構わないという場合は、どうぞ~。


【 各人の登場までに起こったこと 】

☆ カービィ
 ポップスターのとある花畑でカービィ誕生。旅を始めたばかりの若者と出会う。 若者と別れ、自分が歩けるようになったらすぐに旅に出る。その後、ずっと放浪の旅。
 旅の途中で親しくなったリックたちとの会話で、プププランドの存在を知る。
 興味を持ってプププランドへ向かう。 >はるかぜとともに

★ デデデ大王
 日付という概念がほぼ無いのんきな田舎プププランドに住みながら、よその国での習慣「誕生日」というイベントの存在を知り、自分の誕生日を国民に祝わせようと画策。
 何度も失敗した後のある年、強制的にパーティーを開いて祝わせてやる、と部下を引き連れ国中の食べ物を奪うという騒動を引き起こした。 >はるかぜとともに

☆ メタナイト
 まだ幼い頃、銀河を守る『星の戦士』に憧れ剣の修行を開始。 旅を始めてすぐ、近隣の住人たちから相談を受け、怪音の正体を探している時に(実は目覚めたカービィが大地の底から這い出して来た時の音)花畑にて生まれたばかりのカービィと遭遇。
 興味を示されたものの、まだまだ修行中の身ゆえ連れて行く事は出来ず、代わりに持っていたアメを食べさせてあげる。カービィに最初に食べ物を与えた張本人。……が、メタナイト自身はこの出会いの事は完全に忘れている
(※その時のカービィには名前もまだなかったし、姿も不定形で色も薄かったため、同一人物だと気付くのは無理がある。イメージはちょっと生っ白いグーイ似。)
 青年になった頃には、仮面を身に着け、自分を慕う者たちをまとめ上げる指導者ぶりを見せるように。しかしその頃にはもう、自分が憧れの『星の戦士』とは正反対の、闇の属性を宿している事を思い知らされており、独自の方法で星を守る術を探し始める。その一環が「惑星ポップスターに仕える武装軍団」メタナイツの編成。
 メタナイツの存在を知って接触してきたデデデ大王と、一時的に手を組む事にする。 >夢の泉の物語
 カービィと戦い、素顔を見られた事でカービィ側は「彼を知っている」と反射的に思い出す。しかしメタナイトはカービィが自分に似ているとは気付いたけれど、ほぼいないと思っていた同族だろう、ぐらいにしか考えていなかった。メタナイトがそんな調子なので、カービィも彼との過去の出会いについて語る気はない。

★ マルク
 ポップスター生まれの魔法使い。古代人が遺したとされる、強大な魔力を秘めた数々のアイテムに興味を持ち、独自の研究を重ねていた。中でも一番の興味を引かれた「銀河の果ての大彗星」を、正当なプロセスを踏まずに呼び出そうとして、失敗。 異世界ハルカンドラへと飛ばされてしまった過去がある。
 そこで、偶然にも同じ「古代のアイテムの研究者」であるマホロアと出会う。文明が一度ほぼ完全にリセットされていたポップスターと違い、ハルカンドラは古代人の歴史がまだはっきりと遺されていた。腹の探り合いの果てに、お互いの利になりそうだと、しばらく彼とともに研究を進める事に。
 黒い本性を隠して陽気に振る舞う性格や、そのくせ自分の研究には一切の妥協を許さない矜持の高さなど、いろいろと共通点がある二人。さいわいな事に、一番の研究対象がそれぞれ違ったために、蹴落とさなければいけない計算もしないで済んだので、うわべだけとは言え奇妙な友情を育んでいた。やがてマホロアの研究を手伝ううちにローアを発見した事により、ポップスターに戻る方法を見つけたマルクはマホロアと別れ、一人ハルカンドラを去る。
 しばらくぶりに戻ったポップスターにて「星のカービィ」の噂を聞いたマルクは、彼を利用することを思いつく。 >銀河に願いを

☆ マホロア
 科学技術が魔法技術を蝕み始めていたハルカンドラにて、古代のマジックアイテムを専門に研究していた魔法使い。ある日、時空の歪みに巻き込まれ飛ばされてきたらしい、自分よりもまだ幼い少女を発見し、成り行きで彼が保護者代わりに面倒を見る事になってしまう。数年を共に過ごした少女 スザンナはしかし、再びハルカンドラに現れた時空の歪みに引き摺り込まれ、彼の前から去った。
 彼女と入れ替わるように、その歪みから今度は道化姿の若者が出現。マルクとの出会いによって、マホロアはハルカンドラではおとぎ話として語られている異世界ポップスターが実在していることを知る。魔法使い兼古代アイテム史の研究者という共通点もあったため、マルクは先の居候が居なくなったマホロアの研究室にそのまま居候する事になった。
 マホロアの真の狙いは「無限のチカラを与える」マスタークラウンだったが、ハルドラボ火山探索中に「天かける船」ローアを偶然発見。マルクとともにローアを研究しているうち、ローアに秘められた次元を超える能力に気付いたマルクは、それを利用してポップスターへと戻った。マホロアはその後も独自にローアを研究し、必要があれば改造し、仮のマスターとは言えローアを自在に動かせる程にまでなった。そして本来の目的であるマスタークラウン入手を画策するが、守り神ランディアに阻まれ、逃走。 >Wii

★ ギャラクティック・ノヴァ
 古代のポップスターに生きていた一人の技術者が、願いを込めて作り上げた「願いを叶える大彗星」。自らを異空間に封印してしまった古代の戦士の、それでもあふれ出る強大な魔力を動力源としている。
 星を結び自分を呼び出した者の「願い」を叶える。その「願い」の善悪を、自分では決して判断しない。その事が、いくつかの物語と奇跡を呼び起こした。
   >銀河に願いを  >メタナイトでGo  >真・格闘王への道

☆ ギャラクティックナイト
 かつて歴史からその名を抹消された古代の戦士。自分を厭う人々の声に応え、自らを異空間へと封印し、永き眠りについていた。
 眠りの果てに、戦士の身体は既に失われてしまっていたが、メタナイトの「願い」にノヴァが答える形で、ノヴァと同じく魔力を宿す物質を元に、古代の戦士の肉体を構築。魂はまだ眠りに就いている状態で、メタナイトと戦った。 >メタナイトでGo
 メタナイトに倒された後、ノヴァのように自然に消える筈だった身体を、マルクが回収して再利用。カービィを罠に掛け、自分の前座として「銀河最強の戦士」を送り込んだ。 >真・格闘王への道


【USDX/真・格闘王への道 編】ざっくり考えているお話
「銀河の、願いを。」
  >ギャラクティックナイトの帰還、マルク生還

 デデデが造った「格闘王への道」がノヴァにシステムハッキングされ暴走、カービィを待ち受けるマルクの罠。
 最初の設定ではマスクドデデデ戦で終わる筈だったのに、デデデと決着をつけた後もワープシステムが止まらず、ワムバムジュエルの元へと飛ばされ強制的に戦わされる。デデデ城側もあわててシステム修復に取り掛かるが、その間にもワムバムジュエルを倒したカービィが、今度は銀河の果てへとワープさせられる。
 ギャラクティックナイト登場。初めて会うひとなのに、知っているはずのひとなのに、カービィは彼の姿を見て「知らないはずの記憶」に立ち竦み、なぜか戦えなくなってしまう。 ようやく、ようやく会えた…のに。
 カービィの悲しみを秘めた絶叫が、閉ざされた戦士の「心」に届く。
 戦士の創り出した異空間にて、永い時を超えた「再会」。

 カービィとの再会により魂の覚醒を果たしたギャラクティックナイトとの邂逅のあと、残されたマルクとの決戦に向かう。ギャラクティックナイトはノヴァの元へ。
 マルクソウルとの戦いの最中、吸収した筈のノヴァのチカラが急速に消失している事に気付き、マルクソウルがノヴァの元へ。そこでギャラクティックナイトに会うが、彼はマルクと戦うのはカービィの役目だと言って、追い掛けてきたカービィとマルクソウルとの戦いを見守る。
 決着がつき、消えかけたマルクの前でカービィが咄嗟に願う「マルクを助けて!」
 ノヴァがカービィの願いを叶え、マルクは元の姿に戻ってポップスターへ。
 ノヴァはカービィに『自分の願い事』を託し、カービィを見送る。
 「封印された戦士からあふれ出る魔力」を動力源としていたノヴァは、戦士が魂の覚醒を果たした今、その動力源を失い機能を停止し始めていた。停止寸前のノヴァが最後に叶えたのは、古代より目覚めノヴァの元へと辿り着いた、ひとりの戦士の『願い』。
 ポップスターに還ったギャラクティックナイトは、カービィに会いに行く。 二人を見守るメタナイトとデデデ。
「………おかえりなさい!」

過去と、現在が交錯する話にしたい。

 我が家設定では、ノヴァは、ギャラクティックナイトの帰還と引き換えに機能停止してしまっています。ファンの方ごめんなさい。
 我が家のカービィ自身の設定に関わる物語なのだけど…。 まさか、ギャラクティックナイトがあんなにも原作に出ずっぱりになる かつ 救いのないキャラだとは、この頃は夢にも思わず…。(このあたりのおおまかな設定は『Wii』の頃に作ったものでした)
 『ロボプラ』あたりからもう開き直って、我が家ではギャラクティックナイトは『USDX』以降ずっとポップスターに暮らしている、として話を作っていたのですが……今度はまさかのバルフレイナイト正式採用ですよ。いろんな意味で頭を抱えました…いや、登場すること自体はおめでたいことで祝福したいのですけども!!

閑話休題。次はマホロアの話。
 我が家では、マホロア、マルク、ギャラクティックナイトの3人でよくつるんでいます。その発端となったのが、『Wii』の「格闘王への道」にギャラクティックナイトが出た事で、彼が異空間へと消えかけたマホロアを助けていたのでは、と考えて作ったED後のお話。


【Wii ED後の話】
「タマシイを解き放て」 ~マホロア再誕編~

 『Wii』での最終決戦の頃、昔馴染みという事でやはり少しだけ気に掛けていたマルクと共に、ギャラクティックナイトも密かにこの冒険を見守っていた。彼はカービィの戦いには手を出す気は無かったけれど、もしも歪んだ異空間にカービィたちが閉じ込められそうになった時には手助けをするつもりで、近くの宙域に待機していた。
 カービィたちがランディアやローアと共に無事に異空間ロードを脱出したのを見届けた後。暴走するマスタークラウンから解放され、しかしそのまま異空間に呑み込まれそうになっていた魂だけの状態のマホロアを、ギャラクティックナイトは自らが作った空間に放り込むことで助ける。
 ギャラクティックナイトが仕出かした「おせっかい」に、素直じゃない憤りをぶつけるマルクの声で目が覚めたマホロアは、自分の身体がマスタークラウンに吸収され消失してしまった事、今の魂だけの状態では緊急避難させたこの小さな異空間から出られないという事を聞かされる。
 勝手で中途半端な「おせっかい」だと皮肉を言いながら(←でもギャラクティックナイトは皮肉を理解してくれない)、しかし色々あった事で少し考えが変わったのか、しばらくはこの閉ざされた小さな空間で頭を冷やすことにすると言うマホロア。

 ギャラクティックナイトは、マホロア(の魂)を助けた事をカービィたちには知らせず(それはマホロアの意思でもあった)、それからしばらくの間、マホロアの居る異空間のことを知っているのはギャラクティックナイトとマルクだけだった。マルクはマホロアを助ける気はさらさら無いけれど、「寂しがってるオマエを笑いに来てやったのサ」などと言いつつ、何だかんだでこの空間に入り浸るようになる。
「寂しがっテルのはキミのほうじゃないのカイ?」
「はんっ、オマエと一緒にするななのサ!」


 同じように古代のアイテムに喰われソウル化したのに、カービィが “願いを叶える” 大彗星ギャラクティック・ノヴァに「マルクを助けて」と願った事で、肉体ごと現世に復活する事が出来たマルク。
 マホロアはそうは行かなかったので魂だけの状態になってしまい、血の通う身体を持ったマルクに対し、嫉妬に駆られることもあった。
 しばらくの後、マホロアは “天かける船” ローアから望まれて、その本当の船長〔マスター〕として迎えられた。そしてローアに積まれていた古代の技術と彼自身の現代技術を合わせ、自分の新しい身体を造り上げて、現世に復活することになる。つまりは機械で造った身体だったのだが、魂を馴染ませるためにマホロアが眠りに就いている隙にマルクがこっそりと細工して、半分だけ、マルク自身の身体と入れ替える魔法を掛けた。その結果、マホロアはベースは機械だが温かな血も通った、新しい身体を手に入れる。
 お互いに素直じゃないので「あいつもバカだよネェ」と笑ったりしながら、でも一度だけ、「……アリガトウ。」と伝える。


[マルクがマホロアと身体を半分入れ替えたことの言い訳。]
 ローアの中で目を覚ましたマホロアに、唐突に襲い掛かるマルク。しかもそれがどう見ても、マホロアがこっそりと自分の新しい身体に仕込んでおいた筈の内蔵武器(汗)もちろんマルクは今までそんなもの持っていなかった。
 避けられなかったマホロアの傷口から、赤い血が流れる。呆然とするマホロア。
「こーんな立派な武器、オマエには勿体ない。ボクが貰っといてやるのサ」
 それだけ言ってローアから出て行ったマルクの言葉に、彼が何をしたのかを悟るマホロア。温かな己の血を拭い、どうしようもなく笑いたくなってくる。
「―――キミ、彼の “おひとよし” が感染っちゃったんじゃないのカイ? …ホ~ント、バカだよネェ」


 晴れて再びポップスターの地に降り立ったマホロアは、まず、ずっと会いたかったカービィの元へ会いに行く。再会したカービィやデデデ大王は、マホロアに「もうあんな迷惑なコトはしないって約束するのなら」、また友達になろうと笑い掛ける。
 マホロアは、以前冒険の途中で心にも無く口にした、カービィのサインを欲しがる。独創的な字体で書かれたサイン色紙を嬉しそうに受け取ったマホロアは、それを持ってローアのコアに向かう。
「ローア。コレを、大切に保管しておいてくれないかナ?」
「もしもいつかまた、ボクが大切なものを忘れちゃったら……その時は、キミの意思で、この “宝物” の存在を、ボクに思い出させてほしいんダ」
「その時まで、大切に仕舞っておいてほしい。……そして、ずっと―――普段は見えなくても、ずっと側に在るんだって事、ボクが忘れないように―――……、 …祈っててくれるカイ?」
 ローアは主の意思を受け取り、カービィが書いたサイン色紙を、大切に仕舞い込む。それを見届けて、マホロアは微笑んだ。


 …という訳で…マホロアが現世に復帰するにあたり、なぜかマルクともども、半分キカイ化した身体になってしまう、という我が家設定でした! 自分でも無茶なこと言っていると思う。ちなみにこれも、20周年記念『カービィコレクション/もっとチャレンジ』でマホロア生存が確認されるよりも前に作った設定です。
 しかし正直この設定、活かしたことって一度もない気がする…(←ぉぃ)  魔法的に身体が繋がってしまっているので、お互いの身体の不調がすぐに分かってしまう、という本人たちは嫌がりそうな設定も考えていた気が。

 それと、スージーが登場した際、彼女の公式設定がなんとなく自分が考えていたマルクのものに近かったため、いっその事この二人がほぼ入れ替わりにマホロアと接触しているという設定にしてしまいました。本人同士では『スタアラ』まで会った事なかったみたいですが。(マルクは自分の前にも居候がいたらしいという事には気付いてました)
 その後増えた設定と併せて、マホロアとスージーは実質、兄妹のような関係、という事になりました…。ちなみにスージーの初恋の人は「昔、助けてくれたお兄ちゃん」だそうです。(笑)